この時期、「アゲハ蝶が飛んだ!」って空を見上げると、「違うわ😆ツバメだった…。」
ってことがよくあります。
私の近所では、アゲハ蝶はナミアゲハかキアゲハ、クロアゲハくらいしか見かけません。
クロアゲハは、
カラッとした日向よりも薄暗くて、ちょっとジメっとしたところの木に産卵する傾向があると思います。
普通は、蝶々は「捕まえない・飼わない」が、良いと思っています☺︎
私は、昨年度娘が小学校の授業でナミアゲハを卵から羽化までお世話した事がきっかけで、
うちの庭の木に卵を産まれた場合は、
卵を保護・お世話して、
無事に羽化したら、空へ放つようしています。
☝️外での自然環境だと、
高い確率で外敵にやられたりして、無事羽化できる確率はほんの僅かだからです。
餌になる食草がない時期は、お世話できないので、卵を産まれないように、木にネットをかけるようにします。
昨年娘をきっかけにお世話したアゲハ蝶の幼虫(◯ちゃん)は、無事羽化できなかったので、ちょうどこの時期に家の中でお世話しました。
羽が傷つかないように、大きな網目の細かい洗濯ネットを百均で買ってきて、
その中でお世話します。
夕方になったら、洗濯ネットごと、家の周りをお散歩しました。
興奮して暴れてしまうと、羽が傷ついて寿命が縮まってしまうので、一度暗いところへ移動してあげます。
元気なうちは、花の蜜も飲めましたが、
最期の方は、
段々と足がとれて無くなり、歩くことも出来ず、
ポカリスエットを飲むのにも、私達の支えがないと飲めなくなっていました。
上手く羽化できず、羽が広がらない・飛べない蝶々はすぐに死んでしまうことが多いのですが、その蝶々(◯ちゃん)は、
ポカリスエットを飲み続けて、一ヶ月も長生きしてくれました。
ちょうど、羽化から四週目の朝、娘が『おはよう』の挨拶をするまで、生きていました。
「砂糖水をあげる。」という方法もありますが、
「砂糖の粒子がお腹に溜まる。」という噂を耳にしたので、ポカリスエットに絞りました。
医療用の清潔なガーゼを、一度お湯で濡らして絞ってから、ポカリスエットに浸して、
割り箸にガーゼをくくりつけます。
重みのある、発泡スチロールなどに割り箸を指して、発泡スチロールが倒れて弱った蝶々を傷つけないように注意します。
◯ちゃんはほとんど飛べなかったので、割り箸を短くして、低めにしました。
割り箸やティッシュはこの時期カンタンにカビやすいので、毎日替えて清潔を保ちます。
羽が3枚あって綺麗なのに、飛べない蝶々をお世話するのは本当に辛かったです。
娘とホントに良く泣きました💦
それでも、
どんな無残な姿になっても、
動物や昆虫は、どんな時でも懸命に生きます。
自ら死ぬのは人間だけではないでしょうか?
◯ちゃんも、私達のキモチに応えるかのように、良く一生懸命生きてくれました。
娘は、◯ちゃんの死が受け入れられず、私は◯ちゃんへの想いを作文にしたためる事を勧めました。
娘はこれまでも、
クラブチームに入れなかった事や、辛いキモチは全て、作文に表して乗り越えてきたからです。
◯ちゃんの去った後、
アゲハ蝶に庭に託された卵も全て、娘は一生懸命お世話しました。
その青虫達が懸命に生きた姿を記録に残して、理科展にも出品しました。
驚くことに、その◯ちゃんの記録が、作文で、また理科展でも評価され、
一生かかっても、こんなに表彰されることは無いんじゃないか?ってくらいに、取り上げられてしまいました😱
娘は、
『やったー!◯ちゃんの頑張った事を、たくさんの人に知ってもらえる!!』
と、とても喜んで、
いっときは◯ちゃんへの悲しい想いを紛らわす事ができたかに見えました。
しかし
ある日、娘と二人で話したとき、
やはり
「理科展などで評価を受ける。」よりも、
表彰などは一切要らないから、
「◯ちゃんが無事羽化して、普通の蝶々達のように、綺麗な花の蜜をたくさん吸って、
好きな人を見つけて(結婚して)卵を産ませてあげたかった。」
そう、私と全く同じ事を思っていたようでした。そして二人で大泣きしました。
その無念さ、悲しさ、辛いキモチは簡単には消えてくれません。
たくさん青虫をお世話しても、たくさんの蝶々が羽を広げてくれても、
二度と、◯ちゃんに会うことはできません。
でも、
それと同時に、◯ちゃんから貰った
たくさんの
『生きるぞ!っていうエネルギー』と、
『どんな時でも諦めたらダメだ!』
ってメッセージを残してくれました☺︎
◯ちゃんと一緒に過ごせた時間は、私達家族にとって、本当に尊くて、幸せな時間でした。
。゚(゚´ω`゚)゚。
娘が◯ちゃん🦋のことを宿題の作文として書き始めた時、
私は心の中で◯ちゃんに、
『あなたが頑張ったことを沢山の人に知らせたい。
あなたの頑張った一ヶ月を、もっと意味のある事にしたい。
娘の悲しみも、◯ちゃんの苦しみも、無駄にしたくない。
◯ちゃんが頑張ったから、娘も頑張れた。
だから、
こんな私にでも、何でもできる気がする。
私もがんばるね…!』
そう、天国の◯ちゃんに語りかけました。
そして、実際に、
夏休み🎐、娘が作文が評価されても、私は気のせいだと放っておきました。
(゚ω゚)
秋🍂になり、理科展で評価されても、
でも私には関係ない…娘はラッキー🤞だなぁ。
まぐれだと思っていました。
(゚o゚;;
春🌸になり、そんな事はすっかり忘れていた頃、
◯ちゃん🦋が、新聞に載って🎎帰ってきました‼️
とても嬉しいのと、びっくりして、正直ぞーっ😱としました。
:(;゙゚'ω゚'):
『これでもか!』というくらい…
◯ちゃん🦋から何か温かく、
『アナタにも何でもできるんだよ!』
って、語りかけられている気がしました。
.°(ಗдಗ。)°.
その新聞発行を機に私は、
つたないですが、
このブログを始める事ができました。
◯ちゃん🦋と娘の頑張りが、
ぐでママ ´д` ;
に勇気をくれた話です。
相変わらず、
取り留めのない話で申し訳ないです^^;
ご静聴ありがとうございましたm(_ _)m
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