昨日は娘のバレエ教室に行ってきました。
バーレッスン中に、ピアノ音楽で、エーデルワイスが流れてきました。
私が子どもの頃、良く父の弾くギターにあわせて、私が下手なピアノを弾いて、
リズムが合わなくてよく、喧嘩になったことを思い出しました。
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優しい音色です。
『サウンドオブミュージック』が思い浮かびます。
私は、子どもの頃から、『サウンドオブミュージック』を何回観たか分かりません。
自ら観た時期もありましたが、父が勧めてくれて見ることが多かった気がします。
歌詞を覚えているとか、英語が好きになったり、フィギュアスケートの演技に使われていることがあるので、悪い点は感じていません(o^^o)
しかし、『サウンドオブミュージック』と、もう一つ父から、見させられてきた映画があります。
『七人の侍』や、『羅生門』です。
黒澤明監督は、日本の誇る素晴らしい名監督ということは、よくわかっているのですが、
私は低学年から何度も観させられていたせいで、どうしても受け入れられません。
映画の音を聴くだけで辛くなります。
今思えば、残虐なシーンがあって、軽いHSPの私にとって、とても強い刺激だったのだと思います。
父は、私達の新婚当初、
家に来た姉の夫や、私の夫にも、黒澤明監督の映画を見せるのです。
単純に、凄いものだから、若い世代にも知ってほしいという、純粋な普及活動的なものなのだと思います。
でも、ご存知ですか?
(^◇^;)あれ、長いですよね…
前回来た時観たのに、また次に家に来た時にも、見せるのです。
2時間くらいの滞在時間しかないのに、ほぼそれで終わってしまいます(^^;;
義理兄も、夫のときも、ニコニコ観てましたが(ーー;)
☝️それついては、夫たちのオトナな対応というか、父への優しさで、平和に時は過ぎました。
(*´꒳`*)
しかし、私と父との間の黒澤明問題は、それだけでは済みませんでした。
私の第二子が産まれてから、父との大ゲンカに発展しました。
まだ4、5歳の息子に、『七人の侍』を見せるのです。暴力シーンや、ちょっと乱暴なところがあります。
スキがあれば、父の部屋に息子が行ってコタツに入る。
▶︎父がテレビを観せる▶︎私が息子を連れ戻しに行く▶︎ケンカになる
ずーっと、何度も何度も議論になりました。
『黒澤明のなにがわるいんだ!』
『良いものをみせて何が悪い!』
『偏見だ!』
もう取り合わないことにしました。
話しても平行線です😢
黒澤明監督が悪いとか、観るに値しないとかではなく、息子には早すぎると思うからです。
息子も私に似た気質を持っていて、感受性の強い子です。
私のような様々な刺激によるトラウマを避けたい。
しかし、父には解らないようです。
父は、黒澤明監督が大好きです。
昔初めてインターネットアドレスを取得した時も、『kanbee』(勘兵衛)と、アドレスに入れていたくらいです。
結局、お互いの価値観を批判し合う事態にまで発展してしまい、悲しくなりました。
疲れました。(´-`).。oO
父は、私が子どもの頃から、オーケストラなどを大音量でガンガン聴くのが、父のストレス発散方法でした。
私が思春期など色んな悩みがあった当時は、その父のステレオから流れる大きな音が、不安感を煽ったり、ストレスとなっていました。
恐らく中高校生くらいまでは、うるさいとか、不愉快だと言ったことはなかったと思います。
小学生のころは、我慢というか、父に不快だと告げようと思ったこともありませんでした。
三十年近く経った今でも、たまに聴いている父のステレオの音が聴こえて来ると、当時の不安な気持ちが押し寄せてくることがあります。
今は『私がHSPだからなんだ』と、理由がわかったので、そこまで苦しくはなりません。
最近は、黒澤明監督の名前はお互い出しませんし、
父も、私達に気を遣ってか、昔ほどは大音量で音楽を聴かなくなりました☺︎
あと何年も一緒に過ごせる保証なんてないですから、お互いなるべくニコニコ穏やかに暮らしたいのだと思います。
月日が流れ、お互いの思いやりが育ったのかもしれません。
しかし、未だに食事中などに、
たま〜に
ふと、
息子が言います。。。
(・Д・)ノ
『お侍さん、最後まで生きてたのって、若いお兄ちゃんと、おじさん二人だけだよ。
あとは、ぜんぶ!
ぜえーんぶ、死んじゃった。』
Σ(゚д゚lll) ∑(゚Д゚) Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
😱 。。。。
(p_-) 娘を含め家族みんな、しれーっと、話題を変えます。
各々の主張よりも、家族が平和に『今を生きる』ことを優先できたらいいなぁ…と、思っています。
。゚(゚´ω`゚)゚。
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