そういえば、ひな祭りに実家に帰った時、息子が有料放送で『Dr.スランプアラレちゃん』を観て、大ウケして笑っていた。
私達も、懐かしなぁと、観ていてやっぱりおかしくて笑っていた。
しかし、私は『アラレちゃん』が嫌いだったはず…でも、観たら面白いし、爆笑している。
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「なんで、嫌いだったんだろう…。」
しばらく観ていたら分かった。
私は、「アラレちゃん」が嫌いだっただけで、『Dr.スランプアラレちゃん』は、大好きだった事を思い出せた。
どうしてアラレちゃんが嫌なのか、それは、「空気が読めないから。」
壁をぶち壊しても、鳥山明さんが、バラバラに破壊されても、
「ホヨヨ?!」で、済ませてしまう…!!!
今となっては、大人になった私が、あの時の私に
「アラレちゃんは、ロボットだから仕方ないのだよ。」と、諭すと思う。
でも、あの時の小学生の私には、人が悲しんでるのに、「ホヨヨ」が言える事が、どうしても理解できなかった。
また同時に、私がどうしてあの、まだ5才なのに毒を吐きまくる、おしゃまな「皿田きのこちゃん」の事が好きだったのかも、解明できた。
皿田きのこちゃんは、私とは違って、「言いたい事をはっきりと言える。空気を読んで、最近流行りのいわゆる忖度など一切しない。容赦無く、言いたいことが言える。」
そんな、ところが気持ちよくて、羨ましかったのだと思う。
今からでも遅くは無い…。
自分が傷ついた時は、平気な顔を装ったりしないで、もっと自分のキモチを出してみたい。
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